最後のブルーグラスグッピー…えっ、あんた誰?

ブルーグラスグッピー
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見覚えのない若いオスグッピーが…

わが家のメイン水槽である60cm水槽にブルーグラスグッピーたちをお迎えしてから約1年半が経過しました。

ブルーの両親からブルーだけではなくレッドや地味なブラオという子供が生まれてくることが非常に面白く、子が増えすぎないように普段はオスとメスを別々の水槽に分けて飼育しておりました。

途中、外部から新しい血を入れることもなく累代飼育を行っていましたが、オスもメスも残り1尾だけになってしまい、しかもメスはおばあちゃんなのでもう子供は望めないと思いました。

そしてサブ水槽をとりあえずリセットするのでメスをメイン水槽に入れ、2か月ほど経ってグッピーはいなくなった…はずでした。

 

ブルーグラスグッピー

 

ところが先日、見慣れない若いオスグッピーを1尾見つけたのです。「あんた誰よ!?」と言う感じです…おばあちゃんグッピーが最後に産んだ子なのね。

彼は間違いなくブルーグラスのオスなのですが、体色が薄くてグッピーの原種に近い雰囲気を持っています。

グッピーの身体の美しい色や模様を固定するのは大変な事なんだなぁ…とやっと分かりました💦ブリーダーの方たちは大変だなぁ。

 

なごみ
なごみ

もういないと思っていたのに、1尾だけ水槽の片隅でひっそりと成長していたんですね?

よっしー
よっしー

そういうことになるわ。水草が多いから気が付かなかった!

グッピーは繁殖力がとても強いので増えすぎに注意!!

グッピーは、とーっても繁殖力が強い魚です。グッピーのメスは卵ではなく稚魚を産むので敵に食べられる確率が低く、とくに稚魚専用のエサを用意しなくても勝手に育ちます。

しかもいったんオスと一緒にしたメスをその後別々の水槽に隔離しても、メスは2~3回子供を産むことができるそうです…こりゃ大変だ💦

増えすぎた魚を川などに放流してはいけません。もともとそこに住んでいた魚たちの生態系のバランスが破壊されてしまうからです。

 



 

繁殖を望まない時は、まだグッピーたちが幼いうちにオスとメスを見分け、別々の水槽で飼わなければいけません。オスはある程度大きくなるまで体色がメスと変わらないのでちょっと難しいかも💦

売り物のような美しいグッピーの血筋を維持したいのであれば定期的に新しい個体を迎えたり、美しい子を残していく必要がありますが、選別に漏れた子を飼うことを考えても水槽が何本も必要になるでしょう。

後で増えすぎてしまって悩むぐらいなら、最初から美しいオスだけをたくさん買ってきて泳がせておく方がいいかもしれません…ただしグッピーの寿命は短く、普通は1年程度だと言われています。

 

ブルーグラスグッピーたちよ、ありがとう!

 

現在水槽に残っている最後の1尾が天寿をまっとうしたら、それでとりあえずブルーグラスグッピー(と他のグッピー)の飼育は終わりにしたいと思います。

他のタンクメイトたちは一向に増えませんが、グッピーだけは誰が飼育しても容易に増えすぎてしまうので気を付けなければいけないですね💦

ブルーグラスグッピーたちは、遺伝の面白さを教えてくれました。地味と言われがちなブラオも、なかなか味わいがある体色で良かったですよ。

繁殖の喜びを味わいたい方にグッピーは最適ですが、増えすぎてしまったときのことをどうかお忘れなく!!

 

なごみ
なごみ

最後まできちんと飼うことを忘れずにいなければいけませんよね。

よっしー
よっしー

そうね。オスとメスがいるなら水槽が2本以上は必要ね。よく考えて飼いましょう!