『ドラゴン桜』藤井くんの共通テストの点数が違う?瀬戸くんの合格は奇跡?

『ドラゴン桜』藤井くんの共通テストの点数が違う?瀬戸くんの合格は奇跡?
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藤井くんの共通テストの点数は719点?741点?

TBS日曜劇場『ドラゴン桜』とーっても面白かったですよね!!息子たちと一緒に毎週欠かさず観ていました。

 

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昨日(2021年6月27日)最終回を見ていて、ふと「あれ?」と思ったことがあったので記事にします。

なお今回の記事にはドラマの最終回のネタバレが多く含まれますので、まだ放送を見ていらっしゃらない方はご了解の上で続きをお読みくださいませ♪

 

 

もともと秀才だった藤井くん(鈴鹿央士さん)の大学入試共通テストの点数が、最終回のひとつ前の放送では「719点」になっていたのに最終回では「741点」になっていたんです。

私の他にも気づいた方が複数いらっしゃいましたが…果たしてこれはどちらが正解なのでしょうか?それによって入試の合否にはどのぐらいの影響があるのでしょうか。

また、他の「東大専科」のメンバーの共通テストの点数で東大へ合格することはどのぐらい現実的なのでしょうか?

 

にゃご
にゃご

漫画やドラマの話は現実とは違うっていうのはわかるけど、実際はどうなのか気になるニャア…

よっしー
よっしー

ね!どれぐらいリアルなのか知りたいわよね。

どちらにしても藤井くんの点数では厳しい!?

昔の大学入試センター試験と現在行われている大学入試共通テストを単純に比較することはできませんが、昔に私が受験したセンター試験の点数は741点で、最終回の藤井くんの点数とまったく同じでした!

じつは数学で「この程度は取れるだろう」と思っていた点数よりもかなり低い点数しか取れないというまさかの大失敗をしてしまいまして💦それでも第一志望の大学はなんとか変更せずに受験して合格しました。

私の点数(741点)ぐらいの同級生はごろごろいましたが、この程度の点数で東大受験を考えている子はいなかったと記憶しています💦私も東大なんて考えたこともなかったです。

つまり、普通に考えたら藤井くん(741点または719点)も早瀬さん(738点)も瀬戸くん(620点!)も東大は厳しいんじゃないかと思います…早瀬さんは不合格になってしまいましたね。

 



 

小杉さん(810点)、健太くん(803点)、天野くん(801点)が東大へ合格したのは、この点数だと妥当だと思います。岩崎さん(752点)はかなり2次試験が良かったんじゃないかと。

共通テストの平均点は毎年変動しますが、2021年の東大理科一類では810点でB判定、790点でC判定になったそうです。

藤井くんの点数が719点ではなく741点だったとしても、二次試験でかなりの高得点を取れなければ東大合格は難しかったと思われます…東大は二次試験がかなり重視されるとはいえ💦

ちなみに2021年の東大文科三類も共通テスト810点でB判定、790点でC判定だったそうです。小杉さん以外はかなり危なかったかもしれませんね!

 

東大入試は「一般選抜前期日程」「学校推薦型選抜」のみ!

国公立大学の一般入試は「前期日程」「後期日程」があり、前期で落ちてもまだ後期のチャンスがある…というイメージがあります(私は幸い、なんとか前期日程で合格しました)。

しかし東大の場合、2016年から後期日程は廃止されたそうです!つまり前期日程で落ちた子たちは、もうその年に東大へ合格するチャンスは無いんです。

2次試験に落ちた藤井くん(と小橋くん、岩井くん)が「来年もまた受ける」と言っていたので「あれっ、まだ後期日程があるんじゃないの?」と思いましたが、無いんですね💦

そして東大の「学校推薦型選抜」は全学部を合わせても100名程度で、しかも共通テストを受験しなければいけないというものです。

 

瀬戸くんが東大へ現役合格したのは奇跡!?

瀬戸くんは大学入試共通テストで620点しか取れませんでした。これは東大には程遠い、私が合格した某国立大学ですらD判定とされてしまう点数です💦

瀬戸くんが合格したのは東大の文科二類ですが、2020年の足切り点は612点、2021年は「足切りなし」だったそうです!これがもう奇跡に近い??

「足切り」とは国立大学の入試でよく行われており、その点数に達しなかった受験生は2次試験の受験資格を失ってしまいます💦

何とか足切りを免れた瀬戸くんですが、二次試験ではかなりの高得点を取らないと合格は出来なかったはずですよね。2020年の文科二類合格者の共通テスト+2次試験の合計の最低点は337.6111点でした。



東大の場合、共通テストの点数(900点満点)を110点に圧縮してそこに2次試験(440点満点)の点数を足した合計で合否が決定するそうです。これはかなり2次試験を重視した配分です!

瀬戸くんは共通テストで620点でしたから、620×110/900で共通テスト分は約75.77点となります。合格者の最低合計点が約337.61点なので、瀬戸くんは2次試験で337.61-75.77=261.84点以上(約6割)は取らないと無理と考えられます。

ちなみに2020年度の合格者の平均点はそれより24点ぐらい上なので、瀬戸くんは「絶対にありえないわけではないけど、かなり厳しい状況で合格を勝ち取った」と言えるでしょう!

 

にゃご
にゃご

瀬戸くんは2次試験でかなり頑張ったんだね!!

よっしー
よっしー

そうね!それと藤井くんは来年きっと合格すると思うわ。勉強以外にも「すごく大事なこと」を知ったんだもの。