みなさんは田んぼや川辺で「でっかい白い鳥」を見かけてびっくりすることはありませんか!?しかも、たまに飛んでますよね…!
ふっと見上げると建物の屋根の上にあのでっかい鳥がいて腰を抜かしそうになったこともありました。あの鳥の正体はいったい何なのでしょうか。
あの大きい白い鳥は「白サギ(しらさぎ)」と呼ばれています。白サギという名前の鳥がいるのではなく、白いサギの仲間をまとめて「白サギ」と呼ぶそうです。
中でも日本で見られるものとしては最大級の大きさの「ダイサギ」は体長90㎝程あるそうです。屋根の上にいたのはこれかも…
上のリンク先に白サギの顔つきの違いによる種類の見分け方が掲載されています。興味のある方は是非チェックを!
白サギは魚やカエルなどを食べるので、これらが住んでいる水田によくやってくるのだそうです。ダイサギやコサギは1年じゅうほとんど同じ場所で暮らし、チュウサギとアマサギは寒い季節にはフィリピンなどに移動するんですって。
特急「しらさぎ」は山中温泉の開湯伝説に登場する白サギがもとになっているのだそうです。伝説によれば平安時代末期、能登の地頭・長谷部信連は一羽の白サギが傷めた足を山陰の小さな流れで癒しているのを見つけました。
その場所を掘ると5寸ばかりの薬師如来像が現れ、美しい温泉が湧き出しました。信連はここに12件の湯宿を開き、それが山中温泉旅館の始まりと語り継がれているそうです。
また昭和40年10月、白サギは徳島県の「県鳥」に選ばれています。徳島県全体に広く生息しているのだそうです。
白サギって綺麗でついつい近くに寄ってじっくり観察してみたくなりますが、野生の鳥なので近づくと逃げてしまうと多くの方が証言なさっています。しょうがないですよね💦

たまに田んぼで見かけるあの白い鳥についていろいろわかったよ!

びっくりすることもあるけど、昔から親しまれている鳥なのね。