知ってた?アニメで放送できないサザエさんの面白い話!

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私はサザエさん!?

よっしーが物心ついたとき、自宅に「サザエさん」の原作コミックスが全巻あったのでそれを読み始めました。

少女よっしーはサザエさんをとても気に入っていたらしく、5歳の時のスケッチブックにはサザエさんのオリジナルストーリーのマンガが描かれていましたwww

よっしーは「リアルサザエさん」でして、先週のアニメにはサザエが卵を大量に割ってしまって卵料理ばかりが続く…というエピソードがありましたけど、昨夜まさに全く同じことをやらかしてしまいました(泣)

 

にゃご
あー…昨夜は大変だったよねぇ…あんなに卵を落として…

よっしー
ううう…洗濯物も増えて大変だったわ(泣)

 

さて、サザエさんと言えば毎週日曜6時半に放送されているアニメですけど、実はアニメではちょっと放送できないような面白エピソード、「神回」が原作にはいくつもあるんですヨ♪

今回は、原作コミックスの「面白いサザエさん」のエピソードを紹介していきますね~。

 

タラちゃんが初めてしゃべった言葉は?

アニメでは3歳のタラちゃんですが、原作で初めてちゃんとした言葉をしゃべったのは1歳8か月の時です。

通りすがりの若い女性に年齢を訊かれて「ひとつとこれだけ」と答えるのですが、1歳8か月の男の子がそれだけしゃべれば早いほうかもしれませんね♪

ちなみに、アニメで「ハーイ」「バブー」「チャーン」しか喋れないイクラちゃんは、原作でもやっぱり喋りません(´・ω・`)

 

しかもイクラちゃんが生まれた時、父のノリスケは「ナミエ」という名前をつけようかと考えていました。男の子にナミエなんて名前を付けるでしょうか?

イクラちゃんは謎が多い子どもですね~。タラちゃんもアニメではひたすら純粋ないい子のイメージですが、原作ではお経を聞いて「キャー」と踊り出したり、お医者さんが波平をいじめたと勘違いしてトンカチで頭を殴り「おじいちゃんのカタキだ!」と睨んだりしています。

 

 

スタイルに自信満々のサザエ

原作のサザエは、自分のスタイルにかなり自信があるようです。波平のところにお客が来てツボの話になった時は「よろしかったらモデルにどーぞ」とニッコリして水着姿で登場しました。

また海岸で「これを通り抜けた方は八頭身美人です」という看板を見つけて通り抜けようとしますがどうしてもダメで「子どもが出来るとだめだわ(出産前なら余裕だったのに~)」と呟きます。

 

 

そしてスカウトされて「ファッション雑誌に載せるからこの服を着て」と言われ、ウキウキで雑誌を買いに行くとサザエが載っていたのは「色黒でずん胴の方に合うスタイル」というページでした。

ちなみに隣には「背が高く痩せ型の方」。サザエは自信があっただけにかなり不満そうでしたね。ちょっと太ったら必死にダイエットを試みますが、なかなか続かなかったようです。焼き芋屋さんのおじさんにお願いして、顔を隠すための「のれん」を取り付けさせてもらってまで焼き芋を買っていました。

 

マスオの理想の女性は鼻の高い美女?

ある晩マスオが見た夢は、サザエが美容整形して鼻が高いまつ毛の長い美女に変身し「夢じゃないかな」というものでした。ああいうはっきりした顔立ちの女性が好きなのでしょうね。

電車の中で向こう側に女性のほっそりした脚を見かけてわざわざ席を移ったら若作りのおばあちゃんで「あーオレはバカだ、軽率だ…」とめちゃくちゃ後悔したことも。

 

 

またある日、書店で「バーでもてるコツ」という本を買ったマスオ。「安月給でラクじゃない」と言いながら、結構ムダ使いしているんですよねぇ…良い子は真似しないようにw

アニメでは、波平が買ってきた全自動卵割り機を使って作った卵焼きを食べて「びゃあ゛ぁ゛゛ぁうまひぃ゛ぃぃ゛ぃ゛、機械で割った卵はひと味違いますねぇ」などとヨイショしたり、何かと義理の父親に気を使っているマスオ。

なんと、顔を洗っているサザエの脇をくすぐって、そのことで家族が疑い合って仲違いをするのを見てフッ…とほほ笑んだりするブラックな一面もあるんですヨ。

 

 

小5とは思えないしっかり者のカツオ

あまり勉強しないで遊んでばかりのイタズラ小僧…というイメージのあるカツオですが、実はとても賢く、小学5年生とは思えない大人びた一面があるんですよ。

熱心に新聞を読んで「貯金を株に変えとくんだ」と言ってみたり、お小遣いの値上げをサザエに交渉した時はペットを見せて「扶養家族手当は?」「老後の積立金までは通らなかった」と呟いています。

 

 

しっかりしているだけじゃなく、優しい面もあるカツオ。ツバメの巣がある家が壊されることになった時は泣いて抗議していましたし、暑い夏の日に炎天下で工事をしているおじさんたちのために、自宅の氷を持って行ってあげていました。

ただ、お祭りであれもこれも食べすぎて翌日お腹を壊して学校を欠席するなど、小学生の男の子らしい(?)エピソードもたくさん登場します。

たぶんカツオくんはテスト勉強があまり好きじゃないだけで、自頭が良い世渡り上手の子なのでしょうね。原作「サザエさん10年後」で21歳のカツオは学生服に角帽をかぶっているので、早稲田大学に入れたのかな?

 

良家の令嬢・タイコさん

ノリスケは波平の甥で、サザエのいとこです。ノリスケの母なぎえは波平の妹です。独身時代のノリスケはある日突然、磯野家に転がり込んできて下宿を始めました。

そんな時、ノリスケはお見合いをしますが、フラれてしまいます。平気な顔をしていましたが、泣きそうな顔で布団をかぶってしまうぐらい落ち込みました。

しかしノリスケも、タイコとお見合いをして今度はとんとん拍子に話が進みました。タイコはピアノや英語、スキーが得意でコンタクトレンズを使用しており、時代を考えればそれなりにお金持ちのお嬢さんだったのではないかと思われます。

 

 

ちなみに、良家の令嬢だったタイコさんは結婚後、母になってだんだん強くなったようなのです。ノリスケの母に育児について口出しをされた時は「でもお義母様、育児の本にはこう書いてありますわ」と言い返しています。

体型も、最初はモデルみたいにほっそりしていたのがちょっとずつ太めになってしまったみたい。それでもちょいポチャレベルですが…母は強し!です。健康が第一ですねっ♪

 

タラちゃんには妹が生まれる!

テレビアニメではタラちゃんは一人っ子ですが、じつは原作では「サザエさん10年後」という話があり、13歳ぐらいになったタラちゃんに「ヒトデちゃん」という名前の妹が出来ています。5歳ぐらいに見えます。

しかもその頃にはもう磯野家はその場所にはなく、「なんでもこのへんだよ、昔の家があったのは」「変わったわね~」「今では弾丸道路になっちまってる」と皆が会話しています。びっくりですね!

幼かったタラちゃんは、サザエに「(昔の家のことを)覚えてる?」と訊かれて「覚えてねえや子供の頃だもの」と答え、すっかり反抗期真っ盛りの男子になってますw

 

 

ちなみに30年後のエピソードには、サザエの子どもたちとして現在のサザエ、マスオ、カツオ、ワカメにそっくりの人物が登場します。

サザエの子だとしたら、マスオそっくりなのがタラちゃんで残りはタラちゃんの妻と子どもか、あるいはサザエにそっくりなのがタラちゃんの妹のヒトデちゃんで、さらにその下に弟と妹が生まれたのでしょうかね?

ただ20年後のサザエさんにはカツオとワカメしか描かれていないので、30年後のエピソードに登場するのが本当にヒトデなのかどうかはナゾです。

 

まとめ:昭和の象徴サザエさんはいつまでも…続いてほしい

サザエさんはかなり昔に原作が描かれたので、もう今の時代にはそぐわないのではないかという声もありますよね。

確かに東京であの一軒家、女性2人は専業主婦、家にはパソコンもなければスマホも持ってない…なんてちょっと時代に合わない感じはしますけど。

でもやっぱり、このままサザエさんのアニメが続いてほしいし、原作コミックスも読み継がれて欲しいなぁ、なんて。あら、「マンガ」カテゴリだか「昭和は遠くなりにけり」だか分からなくなっちゃたwww

 

にゃご
オレは猫だから、タマみたいにのんびり日向ぼっこでもしていたいな~!

よっしー
サザエさん家はにぎやかだから、そんなにのんびり休んでもいられないかもね♪