白目の部分が真っ赤に!めちゃくちゃびっくりしました
よっしーはこれまでに2回、目の白い部分が部分的に真っ赤になってびっくりしたことがあります。みなさんの中にも経験がある方もいらっしゃるのでは?
まず1度目は、長男が1歳になった頃でした。長男の後ろから「〇〇くーん♪」と名前を呼ぶと「はーい!」と元気よく振り上げた長男の右手がよっしーの右目にクリーンヒットっ!!
まさに目から星が飛び出すような感じで「あ、いたたたたっ…」それでお手洗いに行ったとき、鏡を見たら右目の白目の部分に直径1センチぐらいの真っ赤な部分があってびっくり!
そして2度目は3年半ほど前、糖尿病が急激に悪化して緊急入院して16日後に退院してからしばらく経った頃でした。ちょっと疲れたので昼寝をして、起きて鏡を見るとまたあの白目の赤い出血らしきモノが…!
結論から書くとこれは「結膜下出血」といい、いろいろな原因で目の結膜の小さな血管が破れて出血したもので1~2週間で自然に吸収されて消えることが多いそうです。
でも初めて経験するとビックリしてしまうので、記事にしてみることにします。怖い画像などは貼りませんのでご安心ください♪
結膜下出血はなぜ起こるの?
結膜下出血はそれほど珍しいことではなく、経験したことのある方はわりとたくさんいらっしゃるようです。
くしゃみや咳、水中眼鏡をきつくしめた程度のことが原因で起こることもあるそうです。ただ誰にでも起きることはあるとはいえ、しょっちゅう繰り返すようであれば何か原因があるかもしれないです。
たとえば、白血病や糖尿病、動脈硬化、高血圧などの持病がある方は結膜下出血が起こりやすいとされていますので気を付けましょう。
よっしーの2度目の結膜下出血は、糖尿病と診断されて治療を開始した直後のことでした。まだ糖尿病で血糖コントロールが悪かったせいかもしれませんね。その後は1度もないです。
結膜下出血は、目の表面をおおっている結膜にある細かい血管が破れて出血したものなので見た目はいかにも痛々しいんですけど、目の中で何か起こっているのとは違います。
場合によってはかなり広い範囲が赤くなることもありますけど、普通は痛みなどもありませんし視力が低下する心配もなく1~2週間で自然に消えます。よっしーも2度とも1週間で消えました。
結膜下出血と眼底出血は違います!
よっしーは糖尿病患者なので、退院後に結膜下出血になった時はびっくりして一瞬「眼底出血か!?」とパニックになりかけましたが、これはまったく違うものです。
眼球の中のいちばん奥の部分を「眼底」と言い、ものを見るために大事なところです。この眼底にある血管が何らかの原因で詰まったり破れたりして出血します。
この出血が大量だと、眼球の中身の硝子体という透明なゼリー状の組織の中に血液がたまってしまい、光を遮るのでものがよく見えなくなったり飛蚊症を引き起こします。
眼底出血はいろいろな原因で起こりますが、糖尿病や高血圧、動脈硬化のある方は特に起こりやすいので注意してくださいね!
よっしーは退院後なんとなく左目の視野の一部分が見えにくいと感じたことがあり、その症状は割とすぐおさまったのでしばらく放置していたのですが、後日眼科で検査すすると異常が見つかりました。
糖尿病の合併症である糖尿病網膜症があり、眼底出血した跡があると言われ、血管からしみ出た脂肪やたんぱく質の白い砂利のようなものがたくさん眼底にあることが分かりました。3年以上経過観察を続けてようやくすべて消えたところです。
結膜下出血は目の表面で起こったことで、眼底出血は目の中で起こったことです。この2つは全く別の問題なのですが、糖尿病の人は結膜下出血も繰り返しやすいので当然、眼底出血を起こさないために血糖コントロールに気を付けなければいけません。
日本では残念なことですが、年間に約3000名の方が糖尿病が原因で光を失っているのが現状です。日本の医学は進んでいると思われているのに…
よっしーは最初インスリン注射をしていましたが、インスリン注射の説明書を後で読むと0.1~5%の確率で糖尿病網膜症の顕在化・憎悪という副作用があることが分かってショックでした。現在はインスリンをやめて糖質制限しています。
結膜下出血になったらどうしたらいいの?眼科へ行くの?
普通の結膜下出血であれば自然に治っていくので、特に治療は必要ないです。そのことで視力が低下するようなことはありません。
ただし何かが刺さったとか強くぶつかったとか、そういうケガに伴って血が出た時はすぐに眼科へ行かなければいけません。
また痛み・かゆみ・目ヤニなどがある時も眼科を受診すべきだそうです。目の見え方がいつもと違うと感じるときもすぐに受診しましょう!
また熱がある場合は、インフルエンザやマラリア、猩紅熱、ジフテリアなどの病気にかかっていて結膜下出血を起こすことがあるそうです。
何度も結膜下出血を繰り返す場合も、その原因となる病気が隠れていないか内科で診察してもらったほうが良いでしょうね。