学研のおばちゃんをずっと待っていた小学生時代
かつて学研教育出版から出版されていた小学生用の「〇年の科学」「〇年の学習」を覚えていらっしゃるでしょうか?
よっしーは小学生の頃、4年生から6年生まで「科学」を毎月楽しみにしていました。かの有名なコマーシャル通り、自宅に毎月「学研のおばちゃん」が持ってきてくれるんです。
同級生のところにはもう届いているのに、私にはまだ持ってこない…自宅の庭で友達とカエルで遊びながらおばちゃんが来るのをひたすら待ったりしたのも、いい思い出です。
「科学」「学習」は1946年に創刊され、最初は学校で教師の手により販売配布されていたのですが、1972年から学研のおばちゃん(学研コンパニオン)が販売するようになったそうです。
よっしーが購読していた「科学」は理数系の内容で、「学習」は文系がメインの内容でした。同級生は科学と学習の両方を購読していてちょっぴり羨ましいと思ってました。
ただ平成に入ると、「科学」と「学習」を購読する子はだんだん減っていったそうです。店頭で販売されたり、「学習」が月刊から学期刊になるなどしました。
しかし売れ行きはどんどん減り、「学習」は2009年度冬号、「科学」は2010年3月号を最後に休刊となってしまったそうです。
「科学」の付録が楽しみでしょうがなかったのです
「科学」と言えば、大きな楽しみは付録でした。小さいエビ?の飼育セット、望遠鏡、何か植物を育てるキット、もこもこの結晶ができるやつ、自分で現像するカメラとかがあったような…懐かしい!
でも、写真の現像はうまくいかなくて失敗しちゃったような記憶が…みなさんは、どんな付録が印象に残っていますか?
本誌では「まいっちんぐマチコ先生」が登場して真面目に解説していたような(笑)読者の投稿コーナーもあったような気がしますが、あまり覚えていません。
ちなみに小学校低学年の頃は、小学館の「小学〇年生」という雑誌を買ってもらってたんですけど、こちらは紙でできた玩具っぽい付録が多かったような…ファミコンもどきとか。
今思うと、ああいう付録って少ない予算の中で指導要領なんかに合うように考えて作らないといけなかったでしょうから本当に作るのは大変だったでしょうね。
弟のものと比較するとわずかに変わっているところがあったりして、常に少しずつ改良されていることが分かりました。これは進研ゼミなんかもそうでしたねぇ。
「中1コース」も学研だった!
さて、小学校を卒業して「科学」ともお別れとなったよっしーはどうしたでしょうか。優等生の友達は学研の「UTAN(ウータン)」という科学雑誌を購読していました。
よっしーは、やはり学研の「中1コース」を毎月買いに行くのが新たな楽しみになりました。芸能情報、マンガ、真面目な勉強のページ、あとインテリアやファッションの特集もあったような気がします。
進研ゼミも、息子たちのを読ませてもらうと、よっしーが子供だった頃のほうが勉強と無関係のページ(マンガやクラスでの人間関係ハウツーものなどw)が多かった気がします。
中1コースと同じような雑誌で、旺文社の「中1時代」なんていうのもありましたねぇ。その後、塾に行くようになるとなんとなく買わなくなっちゃいました。
しかし、あの懐かしい「科学」「学習」「中1コース」「中1時代」はもうありません。進研ゼミはありますけどね…
学研のおばちゃんが「科学」を持ってきてくれるのが待ち遠しくて、室内ではなく庭で遊んでひたすら待っていたあの頃が遠い昔に思えます。