音楽の深い楽しみ方~脳裏に浮かぶ景色~

音楽を楽しむ女性
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音楽に合うアニメーションが脳裏に浮かびます

みなさんは音楽は好きですか?私は4歳から14歳までピアノを習っていたこともあり、音楽は嫌いな方ではありませんでした。

中学2年生の時に父がCHAGE&ASKAのアルバム『TREE』を買ってきたのを聴かせてもらったらすっかりはまってしまいました。

私の場合、新しいCDを買ってきたらまず歌詞を見ながら1回聴きます。歌詞を見るのは最初の1~数回だけです。

 

音楽を楽しむ女性

 

その後は曲を聴きながら「この曲に登場する主人公はどんな人物かな?」と考えたり、曲に合わせたアニメーションが自然に脳裏に浮かんできます。

アニメーションは、アングルとか演出にもかなりこだわってて…もし「脳内で考えたことをそのまま映像化できる装置」があれば素晴らしいアニメができると思ってますwww

曲にどういう思いを込めて作ったのかはCHAGEさんやASKAさんがファンクラブの会報で語ってくださってたんですけど、自分なりの曲の解釈で楽しむのが好きでした。

 

にゃご
にゃご

へぇー!子供の頃からそういうのが好きだったんだニャー?

よっしー
よっしー

そうねぇ、いろいろ想像しながら聴いていたわ。

 

音楽に深く入り込んでしまうから…

中学生の時からチャゲアスに夢中になった私と比べると、中学生の息子たちはそこまで音楽に深くのめり込むことはないようです。せいぜい勉強しながらちょっと聴くぐらい。

私は音楽の世界にどっぷりのめり込んでしまうので、これを利用して定期テストや入学試験の前にイメージトレーニングをしていました。

『もうすぐだ』『can do now』など、「さぁーこんなに一生懸命やったんだから大丈夫だ、やるぞ、やるぞ!!」と思えるような曲を繰り返し聞いては自分を励ましていました。

 



 

また小学生の頃、ゲームの『ドラゴンクエスト』シリーズは親から禁止されていて買ってもらえませんでした。

それはなぜかというと、ドラクエは「ゲームは1日30分まで」というルールを守れそうにないゲームだということを母が他の子の母親から聞いて知っていたからなんですね💦

それでもなぜかドラクエに興味があった私は、お小遣いをためてドラクエ3と4のオーケストラCDを買ってきて何度も繰り返し聴いては「いまどういう場面かな?」と想像して楽しみました。

どうやら私は子供の頃から「音楽に深く入り込んでしまうタイプ」のようです。洋楽も聴きますが、英語をあまり聞き取れないのでこちらは軽く流してノリを楽しむような聴き方です。

 

音楽の解釈に「正解」はないかもしれません

曲を作った方は「こういう気持ちで作った」という思いがあるでしょうが、音楽を聴くときにいろいろ想像して楽しむのは面白いものです。仮にそれが「正解」ではないとしても。

CHAGE&ASKAの『TREE』というアルバムの中に『明け方の君』という曲があります。著作権の関係で歌詞は貼りませんが、興味のある方は後で検索してみて下さいな。

この曲は一見、新しい彼女ができたのに昔付き合っていた彼女のことを忘れられずに未練がましく時々思い出している男性の曲に思えます。

しかし聴けば聴くほど、「主人公が以前付き合っていた女性は、何らかの理由(病気または交通事故など)でもうこの世にはいないのではないか?」と思えてきます。

 

この世にもういない女性を思い出す人

 

そう考えてみると、主人公の周囲の友人たちがその女性のことについて誰も触れないのも、新しい彼女が主人公の心の中にいる昔の彼女のことまでも愛せるひとだ、ということの意味もつながります。

私の勝手な想像ですが、愛する彼女を亡くしてしまった主人公はときどき彼女のことを思い出しながらも、その辛さを乗り越えて新しい彼女と結婚を考えるようになって未来に歩き出そうとしているんじゃないでしょうか。

もしかしたらそこまでの意味は込められていないのかもしれませんが「そうかもしれない」と想像するのはとても楽しいです。そして曲に合わせたアニメーションを脳内再生してしまいます。

 

音楽を聴いて情景を想像してみませんか?

 

音楽を聴いてその情景を想像してみることは、とても良いことではないかと思います。ただし今までそのようなことをしてこなかった人がいきなりやろうとしても難しいかも💦

私は小さいころからピアノ教室に通い、自由にお絵描きをさせてもらっていました。そのことが絵や音楽に強い関心を持つきっかけになったのかもしれません(残念ながらピアノを弾く才能は無かったようですがwww)。

本を読むこともそうですけど、想像することってとても楽しいですし、自分の心の奥底に眠る何かを引き出して表現するためのチカラになるような気がします。

個人的には、ASKAさんの詩の世界にとても強く惹かれるものがあります。これほどまでに女性の心をしっかりととらえて表現できる人がいるだろうか…と思ったりします。

変わったところでは『higher ground』という曲ではなんとゲームの主人公の気持ちが歌われています。機会があればぜひ1度聴いてみて下さいね。

 

にゃご
にゃご

ゲームの主人公!面白い曲だニャア!

よっしー
よっしー

なんだか切ない気持ちになったわ。