11ぴきのねこのコロッケのレシピが気になる!お肉は入っている?

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11ぴきのねこがコロッケ屋さんを開店!

「11ぴきのねことあほうどり」という絵本で、11ぴきのねこたちは商売を始めます。コロッケ屋さんです♪

「さあ、いらっしゃい、いらっしゃい」とらねこたいしょうの呼び込みで最初はお客さんもどんどん買っていきますが、そのうち売れ残るようになってしまいました。

最初は売れ残りのコロッケを美味しく食べていたねこたちでしたが、そのうち飽きてしまい、コロッケを見るのもイヤになり「あー、とりの丸焼きが食べたいねぇ…」とこぼすようになりました。

その後11ぴきがどうなるのかは絵本を読んでいただくとして、ふとよっしーが気になったのは11ぴきが作っているコロッケの中身です。

 

 

↑上は楽天ブックスの広告で、11ぴきがコロッケを作っている場面を切り取ったものです。ジャガイモを洗ってゆでて潰してパン粉を付けて油で揚げて…とありますよね。

うん!?もしかしてこのコロッケにはお肉が入っていないのではないですか??普通コロッケと言えば、ジャガイモの他に玉ねぎやひき肉を入れるものですが…

でも上の場面をよーく見ても、お肉を入れている描写は見当たらないのです。これはいったいどういうことでしょう!?

 

にゃご
おお?そう言われるとそうだな、肉を入れてない!?

よっしー
とっても美味しそうなんだけど、どうやらそうみたいね~!

 

肉を使わないベジタリアンコロッケもありますが…

じつは、肉をまったく使わないベジタリアンコロッケを作ることは可能です。水切りした豆腐や豆などをひき肉の代わりに使用するようです。

カボチャコロッケなども美味しいですね♪コロッケは、揚げたてをハフハフ言いながら食べるのが最高に美味しいですよね~。

じつは、猫はベジタリアンになれない動物なのです。猫は完全な肉食動物で、タウリンやアルギニンなどのアミノ酸は体重で換算すると犬以上に多く必要とします。

特に魚介類・小動物・昆虫などの動物性食品に多く含まれるタウリンが不足すると、猫は目の網膜が萎縮して失明してしまったり拡張型心心筋症を起こすこともあるんです。

 

 

ヒトや犬と違って猫は体内でタウリンを合成することが出来ないので、必ず毎日の食事から摂取しなければいけないのです。なおタウリンは、植物にはほとんど含まれていません。

また猫は本来は肉食動物なのですが、市販のキャットフードには安価な穀物を混ぜてある物も多いです。猫が穀物を多く含んだエサを食べていると、ヒトと同じように糖尿病になりインスリン注射が必要になることもあります。

以上の理由から、猫はベジタリアンになることはできないのです。11ぴきのねこたちがコロッケに飽きてしまい「とりのまるやきが食べたいな」と思ったのは、猫としてごく当たり前のことだったのです。

 

猫だもの、やっぱり肉が好き!

これは推測ですが、おそらく11ぴきは材料費がかからず安く作れる「ベジタリアンコロッケ」のうまい作り方を思いついたのではないでしょうか?

で、たくさん作ってじゃんじゃん売ったのはいいけれど、11ぴきもねこの町の住民たちも猫なので、肉の入っていないコロッケはすぐに飽きてしまった…とこういうわけでは?

ちなみに、サザエさんの主題歌にも「お魚くわえたドラネコ~」という歌詞がありますし11ぴきのねこたちも川で魚を釣ることがありますね。

実際は、猫は魚も食べますが、魚ばかりあげていると不飽和脂肪酸の過剰摂取によって「黄色脂肪症」になることがあるんだそうです。やはり肉がメインのほうがいいですね。

 

 

よっしーは人間の糖尿病患者ですが、糖尿病と診断された時最初は病院食を食べてインスリンを1日4回も打っていましたけど、うまくいかないので糖質制限食に切り替えました。

肉ばかり食べて大丈夫かな?と思いましたが、3年以上経った今も中性脂肪やコレステロールなどはすべて正常値でうまくいっています♪

猫はすい臓が小さく、かなり糖尿病になりやすいので食べるものには気を付けてあげたいですね。残り物のご飯なども与えれば食べるでしょうけど、体には良くないかも。

そうはいっても、肉ばかり与えると言うわけにもなかなかいきません。市販のグレインフリー(穀物を使用していない)キャットフードを与え、ときどき肉もあげるといいでしょう。

 

ニャゴニャゴ シーッ!!

「11ぴきのねことあほうどり」の絵本では、11ぴきがあほうどりを見て何度か「ニャゴ ニャゴ」と騒ぎ、誰かが「シーッ」と制止する場面が出てきます。

とりのまるやきを食べたいと願うねこたちは本当に嬉しそうで、猫らしい本来の姿だなぁと思います♪

 

 

猫は肉食動物なので、みなさんも出来れば愛猫ちゃんにときどき肉をあげてくださいませ。きっと喜ぶと思います。グレインフードもいいですね。

でも、この絵本シリーズを通して「ニャゴ ニャゴ」「シーッ」という会話(?)がされる時ってロクなことを考えていませんね、11ぴきのねこたちは。そこがまた可愛いんですけどね♪

 

にゃご
普通の生肉には寄生虫がいることがあるので、ペット用に売られているものをあげると安心だぞ!

よっしー
猫がよろこぶおいしいお肉を食べさせてあげたいわね♪