子どもと一緒に観たい手塚治虫アニメ5選!

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子どもはアニメの影響を受けやすいから…

みなさんはアニメ、好きですか?よっしーは大好きです♪でも、子どもに見せるとなると、中にはあんまり見せたくないと思うアニメもありますよね…

大人と違い、子どもって真に受けてしまうこともありますし、良くも悪くもテレビの影響を受けやすいような気がしますから。

 

見せたくない内容はもちろん困るし、どうせならただ面白いだけじゃなくて何かを学べるアニメだとさらにいいわねぇ…

 

よっしーは子供の頃から故・手塚治虫先生のマンガが好きでいろいろなことを学びました。だから子どもたちにも手塚マンガ&アニメをよく見せています。

今回は、小学生ぐらいのお子さんと一緒に観るのにお勧めの手塚アニメを5つ紹介させてくださいね♪ もちろん、どれも「ただ面白い」だけではない、深く何かを考えさせてくれる作品たちです。

 

ジャングル大帝(テレビ東京版)

 

白いライオン・レオが主人公の動物アニメです。今回お勧めするのは手塚先生の原作に忠実なほうのアニメではなく、1989~1990年にテレビ東京系で放送されたものです。

このシリーズは、残念ながら放送が開始されるよりも前に手塚先生がお亡くなりになったため、原作に忠実なのは第一話だけとなっています。しかし、よっしーはこのテレビ東京版のアニメがもっとも好きですね。

本作のレオは、いつでも何もかもうまくいっているわけではなく、時に自分のチカラを過信して大失敗したり、周囲とうまくいかずに森を出て行ったこともあります。

突然「父さんがぼくを呼んでいる!」と言って出ていったり、ツメを立てまくりながら発狂するシーンもあったりしますが(;^_^A

動物アニメと言うとなにかほのぼのとしたイメージがありますが、中には思わず絶句してしまうような、かわいそうなエピソードもいくつか登場します…しかし、とても強くいろいろなことについて考えさせられるのです。

 

 

ブラック・ジャック

 

天才的な無免許外科医ブラック・ジャック。小学生の時初めてマンガを読み、BJに惚れましたwww

原作と比べるとアニメは子ども向けの時間帯に放送していたせいか(OVAは大人向けの内容になっているので注意してください!)やたらハッピーエンドになることが多いです。

BJの髪が半分だけ白髪なのは、子どもの頃、事故に遭った母親の痛々しい姿を見たショックから。顔のキズは、事故の時にハーフの友達の皮膚を移植されたからです。

BJは天才なんですけど、子どもの頃に母親を事故で亡くし、よその女と外国へ行ってしまった父と再会しますが父も亡くなってしまいます。

そんな孤独なBJと、双子の姉から「こんな子私の妹じゃない、早くどこかへやって!」とまで言われてしまったひとりぼっちのピノコは強く惹かれ合うものがあるのでしょうね。

 

火の鳥

 

小学生の時に「鳳凰編」「ヤマト編」がテレビで放送されたのを覚えています。子ども向けアニメとしてはちょっとショッキングな場面もあるので、高学年向けかもしれません。

火の鳥の原作は、小学高学年ぐらいなら問題なく読めると思います。けっこう歴史の勉強にもなるので、お子さんにいかがでしょうか。よっしーも高学年で全部読みました。

この鳳凰編は、仏教の輪廻転生の考え方が登場します。火の鳥が茜丸に告げたことはあまりにもひどい…というか、「そこまで罰を受けるほどのことをこの人がしたかな!?」と思いましたけど…本来悪い人ではないのに、うまく権力に取り込まれてしまっただけのような気がしますね。

一方、我王は何度も人間に生まれ変わります。はるか遠い未来、人類が核戦争によってほぼ滅びてしまうその日まで…

我王がいつも人間に生まれてくるのはなぜなのだろうと思いますけど、彼はある時、罪を犯したんですよ。

その罪の代償として「あなたの顔は永久に醜く、子々孫々まで罪の刻印が刻まれるでしょう」「あなたの子孫は永久に宇宙をさまよい、満たされない旅を続けるでしょう」と火の鳥から告げられているのです…

 

ライオンブックス

 

アニメは「緑の猫」「雨ふり小僧」「るんは風の中」「山太郎かえる」「安達が原」「悪右衛門」の6話です。

どれも涙腺がゆるむお話ですが、小学生ぐらいのお子さんなら「雨ふり小僧」「山太郎かえる」あたりが特にいいですね。「るんは風の中」は中学生男子向けかもwww

「安達が原」は能や浄瑠璃の演目にもなっている安達ケ原の鬼婆伝説を下敷きにした物語です。こちらは、小さいお子さんにはちょっと分かりにくいかも。大人が見ると泣けます。

「山太郎かえる」はクマと機関車の物語なのですが、もし自分が機関車の立場だったらどうするだろうか…と深く考えさせられます。

 

海のトリトン

 

「海のトリトン」は手塚先生のマンガなのですが、テレビアニメは原作とは異なる部分も多々あり、手塚先生自身も原作コミックスに「テレビまんがのほうは僕が作ったものではありません」と書いているため微妙なのですが、よっしーはアニメのトリトンが好きです♪

トリトンはうちの息子と同じぐらいの年齢かな?このぐらいの年齢の男の子って憎まれ口をきくんですけど、まだまだ子どもなんですよねぇwww

トリトンは漁師に岬で拾われて育てられた子ですが、実は人間ではなくトリトン族の子で、やがて海へ戻り、悪者のポセイドン族を倒していくんですね。

アニメ版が深いなぁと思う理由は、最終回を見ると分かります。あっと驚きます、おそらく…単純に「トリトン族=善 ポセイドン族=悪」ではない事実がそこにはあります。

このあたりは、勧善懲悪モノとは一線を画すところですね。小学高学年ぐらいのお子さんになら理解できると思います。

 

まとめ:アニメから学べることも多いです、時間を決めて楽しみましょう♪

ずーっとアニメやマンガばかりで勉強しないのは困りモノですが、結構学べることも多いんです。時間を決めてけじめをつけてアニメを楽しみましょう♪

よっしーが子どもの頃に読んだマンガやアニメのDVDをリビングに置いておくと、けっこう子どもたち観ていますよ~。

特に「火の鳥」は自然に歴史の勉強になるのでかなり良いです。よっしーは父が火の鳥を持っていたので4歳ぐらいから意味も分からず読んでいましたけど、それもまた良しです。いずれ理解できるようになりますから…

ちょっぴり難しい年齢になってきても、アニメを通じて親子の会話も盛り上がるかも~♪