ブラック・ジャックに関する6つの謎

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ブラック・ジャックに憧れた小学時代

 

「ブラック・ジャック」は医師免許を持っていた故・手塚治虫さんが描いた大人気マンガです。よっしーは小学高学年の時に初めて読み、夢中になりました。

この作品は手塚先生のマンガ家生活30周年記念として週刊チャンピオンに連載されましたが、意外なことに最初はまったく人気がなかったそうですよ。

最初は4~5回で終了になるかも…と言われていたそうですが、じわじわと人気が出て、現在では知らない人がいないぐらいの大人気作品となっていますよね。

ブラック・ジャックは医師免許を持っていませんが、天才的な腕を持つ外科医です。しかし、彼には多くの謎があったりするんです。

 

にゃご
今回はマンガの話だな、面白そう! 

よっしー
うふふ。猫もマンガを読んだことがあるかしら?

 

BJはもともと足が不自由だったのか?

ブラック・ジャック(以後BJ)は大人になってからは普通に自分の足で歩いて生活していますが、小学生の時に母と一緒に不発弾の爆発により瀕死の重傷を負いました。

そして、大手術を受けた後に手足が思うように動かせなくなったのを、ものすごい努力をして元通りに動かせるようになったそうです。

しかし、じつはこの事故の前…生まれつき彼は足が不自由で車いすに乗っていたというエピソードもあれば、そうではなく事故前は普通に自分の足で歩いていたと思われるコマも存在します。

実際には、何もかも気合と努力だけでどうにかなるものではないでしょう。でも、努力によって障がいを克服したことは、彼のその後の人生に強い影響を与えることになりました。

BJは、病気を治すために努力しようとする患者が好きだと言っています。病気にもいろいろありますけど、「お医者さんが手術してくれました、治りました、めでたしめでたし」という簡単な病気ばかりじゃないんですよね。

よっしーは重度の糖尿病患者です。糖尿病も、お医者さんが治してくれるような類の病気ではありません。自分の努力が大事です。

 

BJは何歳なの?本名は?

BJが小学時代に不発弾の爆発事故に遭ったのは8歳の時であることは何度か登場しているので明らかです。

そして、その事故のことを「20年前」と言っている回や「25年前」と言っている回がありますので、その時点でのBJはそれぞれ28歳、33歳ということになりますね。

BJは医師免許こそ持っていませんが、地方の医大(ポン骨大学)をちゃんと卒業しています。医学部を卒業した時点で24歳にはなっているはず。

そして、医学部を卒業したあと、BJはしばらく病院に勤めていた時期がありました。研修医ということでしょうか?BJがあの岬の家に住み始めたのは、26~27歳の時だったのかなと思います。

 

 

ちなみにピノコは最初18歳でした、双子の姉が18歳だったからです。ところが別の回では「もうすぐ21歳になる」とBJから言われたりしています。

年を取ったのかと思いきや「18歳、いや20歳だったかしら?手塚治虫たんがあいまいな描き方するから困っちゃうわ」みたいなセリフも登場しました。

その回によって多少、時期は前後しますが、BJはだいたい28歳から30代半ばぐらいの年齢ということになるかと思います。

そしてBJの本名は間黒男(はざま・くろお)です!!彼はピノコに「ブラックジャックという言葉を日本語に直してごらん」と言ったことがあるんですよ。

 

BJが無免許医師である理由は?

アニメ版では、BJはもともと医師免許を持っていたけれど上の人に逆らったために免許をはく奪されたということになっています。しかし原作では、はっきりしていません。

ちゃんと医大に通っていたことは確かで、その後もどこかの病院に勤めていた時期があることから、その時点では医師免許は持っていたのかな?と思います。

昔はそのへんが甘かったのかもしれません(?)が、現代ならまず無免許ってありえないことですよね…古和医院の古和先生の場合は、医学部すら出ていない無免許医でしたね。

 

 

 

日本医師会の姿勢が気に食わないとか、治療費が決められてしまうのであえて免許を取得しないなど理由の他、ある状況では過去のトラウマで手が震えるという症状に悩んでいたということもあったようです。

ただ、世界医師連盟の偉い方たちが免許をくれると言った時は上機嫌で乗り気でした(結局、もらえませんでしたが…)。

原作でBJが医師免許を持っていない理由については、結局は謎のままです。言うまでもなく無免許医療は絶対にいけませんので、BJに憧れて医師になろうというお子様たちはちゃんと医師免許を取得してくださいませ。

BJはなぜピノコと一緒に暮らしているの?

BJと一緒に暮らしているピノコは、もともと双子の姉の体内に存在していた腫瘍(畸形のう腫)でした。BJは手術で足りない部分を人工のもので補い、ピノコという少女が誕生したのです。

ピノコは双子の姉から「こんな子私の妹じゃありません」「いやらしい子…早くあっちへやって!」とまで言われてしまいました。そして、そのままBJの元で暮らし始めました。

実はBJは最初、自分はピノコを幸せにしてやれないと思い、金持ちで子どもがいない医者夫婦にピノコを養子に出したことがあるんです。

 

 

でも、ピノコはBJと一緒に暮らすことを強く望みました。養子に出された後、幼稚園に通い始めましたが、ピノコはそこで大暴れして飛び出してしまいました。

その後、腹膜炎で自分で自分の腹を手術するBJでしたが、うっかりミスで止血鉗子がなく、このままだと血が止まらない…という大ピンチを戻ってきたピノコに救われます。

BJはピノコに、外科医の助手という才能を見出したのかもしれませんね。また、家族もなく孤独な者同士、強く惹かれ合うものがあったのかもしれません。

BJはその後、ピノコを娘のように大事に思っていて、お土産に買ってきた人形にうっかり「わが娘ピノコへ」と書いてしまい怒られたりしますが、夢の中でピノコを「最高の妻」と言いました♡

 

BJの貯金額はいくらなの?

BJといえば、法外な手術料を請求することで有名ですよね。3千万円とか1億円とか・・・だからさぞかし貯金もたくさんしているのだろうと思いますよね。

でも実際は、数百万円ぐらいしか貯金していないそうです。自宅にドロボウが入った時も、現金はほとんどありませんでした。

ではいったい何にお金を使っているのでしょう?答えは「メスを研ぐ」「特殊な医療器具や設備の購入」「島の購入」などなどです。

BJはメスを馮二斉という研ぎ師に時々研いでもらっており、その都度1千万円は支払っているようです。馮二斉さんは途中で亡くなってしまいましたが…

 

 

またBJはどこでも手術が出来る無菌テントやガラス製のメスなどの特殊な医療器具や設備をいろいろ持っていますし、人工心臓を作ったことも。これらにはかなりの費用がかかっていると思われますよね。

自然を愛するBJは、あちこちの島を購入して自然保護をしているようです。ボートも持っています。島一つ購入するとなれば相当な金額になるはずですね。

そして、BJはお金持ちを手術するときは高額な料金を請求しますが、場合によってはタダ同然で手術をすることもあります。

自分を助けてくれた人がピンチになった時は、その人を救うために20億円つぎ込んだこともありました。世間で思われているほど、BJの貯金額が多くないのも無理もないかもしれません。ピノコの「うちはいつも貧乏よ、お金なんてないわのよ」というセリフは、本当かも。

 

BJは独身?恋人はいなかったの?

ピノコはBJの奥さんだと言っていますが、それ以前にBJには恋人はいなかったのでしょうか?

実はBJはかなりモテる人のようで、学生時代に「クロオさんと結婚してもいいわ」と言われています(BJの本名は間黒男)。

その他、たくさんの女性たちに想いを寄せられていますが「私は人を愛せない人間だ」などと言ってクールに断ってしまいます。

そんなBJも若い頃、如月めぐみという後輩に恋をしました。やっとその思いを告げた時、彼女はすでにガンにかかっており、手術は成功しましたが彼女は遠くに行ってしまいました。

 

 

BJはめぐみさんのことを今でも忘れていないような描写が何度か出てきます。

しかしBJは、桑田このみという女医さんをどうやら好きになりかけたようで、クリスマスプレゼントと手紙を渡そうとします。ところが、彼女に恋人がいることを知り、それを渡すことは無かったのです。

こうやって見ると、BJは結婚こそしていないものの、ちゃんと女性に対して恋愛感情を持っているんですよね!

 

にゃご
BJって面白そうだな、今度じっくり読んでみるよ!

よっしー
そうね、とても面白いわよ、ぜひ読んでみてね♪