アニメも漫画も大人気!セーラームーン
「美少女戦士セーラームーン」は武内直子先生が「なかよし」に連載されていた少女漫画の名作です。よっしーと同年代の女性ならみなさんご存知ですよね?
中学生の頃、当時小学生だった年下の従姉妹たちがセーラームーンに夢中になっていて「よっしーちゃんもセーラームーンのアニメを一緒に観ようよ♪」と。
実は、よっしーは「りぼん」「なかよし」などの少女漫画雑誌には当時ほとんど興味が無くて、どちらかと言えば「ジャンプ」のほうが好きでしたねぇ。
だからテレビアニメの「セーラームーン」も観たことがなかったんですけど、いとこたちに誘われて試しにちょっと観てみたら…あらっ!結構面白いじゃないの♪♪というわけ。
テレビアニメの中でも特に好きだったのが「セーラームーンR」です。無印→R→S→SuperS→セーラースターズのうち第2作目にあたります。
今回は、セーラームーンRで印象に残っているところを懐かしく振り返ってみたいと思います。※ネタバレを含みますので、了承のうえで続気をお読みくださいね。
今さら聞けない!セーラームーン無印のあらすじは?
武内直子先生の原作とテレビアニメではちょっと異なる部分もありますけど、今回の記事はアニメのカテゴリに入れたのでアニメ版についてあらすじを書いていこうと思います。
主人公・月野うさぎは、ドジで明るく元気な中学2年生の女の子。ある日、人間の言葉をしゃべる黒猫のルナから自分が「セーラー戦士」であることを知らされます。
うさぎは変身ブローチに向かって「ムーンプリズムパワー メイクアップ!」と叫ぶとセーラー戦士に変身するのでした。これには本人もびっくり。
セーラー戦士はじつはうさぎの他にも何人かいて、みんなで力を合わせて次々と起こる事件を解決していくうちに、「幻の銀水晶」について知ることになります。
「幻の銀水晶」はセーラー戦士たちが探している月の王国シルバー・ミレニアムの王女ゆかりの石であり、それをめぐって敵と戦いが繰り広げられます。
そしてうさぎは、自分こそが前世でシルバー・ミレニアムの王女プリンセス・セレニティだったこと、タキシード仮面こと地場衛(まもる)が当時好きになってはいけないのに恋してしまった相手…地球国の王子プリンス・エンディミオンの生まれ変わりだったことを知ります。
敵の本拠地ダーク・キングダムに連れ去られて洗脳されてしまった衛。うさぎの仲間たちはここで戦って命を落とし、うさぎは洗脳された衛に襲われますが、うさぎの心が彼に届いて洗脳が解けました。
ラスボスのベリルと戦って勝利したうさぎ。薄れゆく意識の中で「今度こそ、普通の女の子として平和に暮らしたい…」と銀水晶に最後のお願いをしたのです。
そしてうさぎたち5人のセーラー戦士と衛は、戦いのことをすべて忘れて新たに生まれ変わったのでした。
無印に続くセーラームーンRのあらすじは?
ベリルとの戦いの後、その記憶を失ったまま生まれ変わったうさぎたちは普通の女の子として平和に暮らしていました。
しかし宇宙から隕石に乗って敵がやってきます。黒猫のルナと白猫のアルテミスは、地球を危機から守るためにやむなくセーラー戦士たちの戦いの記憶をよみがえらせます。
だが衛だけは、なかなか過去の記憶を取り戻すことが出来ずにいました。うさぎの力により浄化された魔界樹を連れて宇宙人は地球を去り、ようやく衛の記憶も戻り、前世からのうさぎと衛の恋はようやく実を結ぶことになりました。
そんな時、うさぎとそっくりな顔をした奇妙な少女が空から降っています。彼女の名前はなんと「うさぎ」。みんなは少女を「ちびうさ」と呼びます。
ちびうさはどういうわけか、うさぎに銀水晶を出せと迫るのです。実は彼女は未来の世界からやってきたうさぎと衛の娘「うさぎ=スモールレディ=セレニティ」だったのです。
30世紀の都市クリスタル・トーキョーはキング=エンディミオン(未来の衛)とネオ=クィーン=セレニティ(未来のうさぎ)そして銀水晶の力によって守られていました。
ところがある日、「ママのようになりたい」と願ったちびうさがちょっとだけ銀水晶を借りようと思って近づいたとき、銀水晶は消えてしまい、敵に攻撃されたネオ=クィーン=セレニティは眠りについてしまいました。
どうしたらいいか分からないちびうさは、父親からよく聞かされていた話を頼りに過去の世界に助けを求めにやってきたのです。
ちびうさは自分が銀水晶をなくしてしまったことを、あまりの恐ろしさに自分の記憶から消してしまっていました。ちびうさを捕獲しようとする敵ブラック・ムーンの参謀であるワイズマンは、思い出したくない過去を思い出させるのです。
そしてワイズマンは「お前は誰からも愛されていない」とちびうさをそそのかし、彼女は闇の女王ブラック・レディに変身してうさぎたちを苦しめます。
しかしうさぎの懸命な思いがブラック・レディを再びちびうさの姿に戻します。ちびうさが無くしたと思っていた未来の世界の銀水晶はじつは彼女の体内にあり、外に再び現れました。
うさぎとちびうさは母娘で2つの銀水晶を使って敵を倒し、現在の世界と未来の世界、両方に平和が訪れたのでした。
セーラームーンRの「R」ってどういうこと?
セーラームーンR(アール)のRの意味は、いったい何なのでしょうか?これについてはいろいろな説があり、「ロマンス」「リターンズ」「輪廻転生」のいずれかの頭文字ではないかと言われたようですね。
よっしーは「rebirth(生まれ変わること、転生、再生)」と「ラビット」の頭文字を引っかけてあるのではないかと思っています。
前作のセーラームーン無印の最終回で、セーラー戦士たちは戦いの記憶を失くして新しく生まれ変わりましたし、ちびうさは敵から「ラビット」と呼ばれて追い回されていますから。
セーラームーンRと言えば、未来のクリスタル・トーキョ―のクィーンであるネオ=クィーン=セレニティがとても綺麗で娘のちびうさもとっても可愛らしいですね♪
ちびうさ(うさぎ=スモールレディ=セレニティ)は小学校低学年ぐらいの外見をしており、アニメでは外見通りの年齢設定ですが原作ではなんと900歳です。
原作の設定では、うさぎたちはものすごーく長生きで…ちびうさは王女でありながら幼い姿のまま成長できないため相当なコンプレックスを抱いていたようなのです。
ただアニメだと、原作よりも小さいお子さんたちも観るので、そういう難しい分かりにくい設定を変えたのでしょうね、きっと。
ちびうさちゃんがとにかく可愛い♪
ちびうさは見た目は母親のうさぎにそっくりですが、どうやらしっかり者で頭もいい様子。このあたりはお父さんの衛に似たのかもしれませんね。衛はハーバード大学に留学するほどの秀才です。
未来からやって来たちびうさは、うさぎと衛が自分の両親の過去の姿だということは当然知っているんですけど、何かとうさぎに張り合ってみたりするんです。
ワイズマンから洗脳されたときは、みんながサプライズで自分の誕生日パーティーを開こうとしてこっそり準備を進めていたときのことを「あたしのお誕生日なのにみんな冷たい、ひどい…」と思い込んで「あたしは誰からも愛されていない!」と叫ぶなど、まだまだ幼い子供でしたね。
でも戦いに勝って未来の世界に戻る前、ようやく「ありがとう、ママ…」とうさぎにお礼を言うことが出来ました♪
ちなみに、自分はほとんど読んだことが無いのですが(息子しかいないのでますます読む機会がない…)「なかよし」は小学生の女の子が対象の雑誌のようです。
連載当時、小学生のちびうさちゃんは読者に強く共感される大人気キャラだったそうですよ♪うん、それはすごく分かる気がします。
原作には、ちゃんと成長して素敵な大人の姿になったちびうさ(プリンセス=レディ=セレニティ)の姿が登場するコマがありました。よかったよかった。
セーラームーンの現在は?
テレビでセーラームーンRのアニメを放送していたのはもうずいぶん昔のことになりましたけど、武内直子先生の原作により近い形で新しく「美少女戦士セーラームーンCrystal(クリスタル)」が2014年~放送され、世代を超えてセーラームーンは愛されています。
また昔はセーラームーングッズと言えばいわゆる変身グッズのような子供向けのものばかりでしたが、最近では大人の女性向けのグッズ(化粧品、腕時計、スマホケースなど)もたくさんあるんですよ♪
ずっと愛されるアニメって良いですよね~。原作コミックも全巻持っているので、いつか時間が出来たらまた最初からじっくり読み直してみようと思っています。
大人の毎日は忙しいですけど、たまにはゆったりと夜空の月を見上げて、うさぎちゃんのようにいろいろと思いをはせてみませんか?