名言がいっぱい!ドラマにもなった『動物のお医者さん』

北海道大学獣医学部をモデルにした作品『動物のお医者さん』

動物のお医者さん』は1987年から1993年にかけて白泉社『花とゆめ』に連載された佐々木倫子さんの漫画です。

当時よっしーは『花とゆめ』を愛読しており、『ぼくの地球を守って』や『赤ちゃんと僕』などと一緒に楽しみにしていました。画集まで買っちゃったぐらいです。

この漫画は2003年にテレビドラマ化されましたが、どの登場人物も漫画とまったく違和感がないのでドラマもとても良かったです♡

 

 

さて『動物のお医者さん』は北海道札幌市にある「H大学獣医学部」をモデルとして獣医学部の学生たちの日常をコメディタッチで描いた作品ですよね。

このH大学獣医学部の実在のモデルは北海道大学獣医学部ですが、漫画の影響でちょこっと「私もここに行こうかなぁ…」と呟いたところ、母から「あんな遠いところダメよ!」と猛反対されました💦

それはさておき、『動物のお医者さん』から学んだことはとても多かったです。今回の記事には漫画のネタバレを多く含みますので、ご了承のうえで続きをお読みくださいませ。

 

にゃご
にゃご

このマンガには猫もたくさん出てくるんだよな、確か。

よっしー
よっしー

そうね!けっこうリアルな猫だわ。

ニワトリとの接し方をヒヨちゃんと豚が教えてくれた

ハムテル(西根公輝)くんの家で飼われているニワトリのヒヨちゃんは、とにかく狂暴です。こんなのマンガだけかと思いきや、よっしーも幼稚園の頃にニワトリにつつかれたことあります💦

で、小学生の次男が飼育係になったとき困りました。なぜなら休日に当番でエサをやりにいくと、お腹を空かせたニワトリたちに総攻撃されるからです!足から血が出て手当てしてもらったことも…

そこでふと『動物のお医者さん』を思い出した私。次男と一緒に飼育小屋に行き、まず私がおとりになってニワトリたちの注意をひきつけます。

 

飼育小屋のニワトリたち

 

そしてカラのエサ箱を持って「見よ、このエサ箱を」をやっている間に次男がこっそり離れた場所で真のエサ箱にニワトリフードをまくというわけです♪

そう、これは漫画の中で菱沼さんがハムテルくんと二階堂くんに教えてくれた「豚のエサやりのコツ」そのものなんですね~。

他にもニワトリの習性など、随分『動物のお医者さん』が役に立ってます。おかげで次男はそれ以後ほとんどニワトリにケガをさせられていないです。

 

ハムテルくんはなぜハムテルなのか?

 

ハムテルくんの本名は西根公輝(にしねまさき)ですが、友人たちは彼の名前の「公」を「ハム」と読んで「輝」を「テル」と読んで「ハムテル」と呼び、祖母タカは「公」を「キミ」と読み「キミテル」と呼びますw

初登場時ハムテルくんはまだ高校生でしたが「この子妙に冷静で落ち着いているなぁ…」と感じたものです。

最初から最後までずっと読んでみても、ハムテルくんが本気でキレた場面って1度も無いんですよね、じつは。優しいというより、淡々としている感じ?

インフルエンザにかかったヒヨちゃんが夢枕に立ち「わしが死んだら3年間は隠しておけ そして影武者を立てるのだ」と言ったときはさすがのハムテルくんも動揺していましたが…

『動物のお医者さん』に登場するたくさんの登場人物と動物たちはそれぞれキャラが立っていて魅力的ですが、ハムテルくんみたいな人にはいまだに出会ったことがないよっしーです。

『動物のお医者さん』には名言がいっぱい!

『動物のお医者さん』にはとにかく名言が多いですが、中でも有名なのが漆原教授の「このカシオミニを賭けてもいい」でしょう。

カシオミニは1972年に発売になった電卓で、2008年10月には国立科学博物館が認定する重要科学技術史資料(未来技術遺産)の一つに認定されました♪

このほか、口述試験で教授が「これは何かね、中川くん」と質問した折、中川くんは「ホネです」と答え、すぐさま退場を命じられてしまいました💦答えは馬の上腕骨です。

 

 

菱沼さんの「失礼ね、アタシだってはやく喋ろうと思えば喋れるのよッ!」は、よっしー宅でもときどき使われていますwww

チョビの「くれたら食べてもいい」「くれたら…」のプレッシャーに負けて食べ物を与えてしまう二階堂くんのシーンも印象深いです。まぁ実際には人間の食べ物は良くないんでしょうけど💦

チョビと言えばしょっちゅう「あそぼ」と言って甘えてきますね、本当にかわいい犬です。高校3年生の時に親せき宅に行ってひとりで留守番をした時、背後から犬の「あそぼ」という視線を感じまくって結局勉強にならなかったことがあります。

菱沼聖子はトロいけど非常に優秀な女性!

菱沼さんは非常にトロくて「頭にハエが止まったような人」と言われたこともありますが、実は非常に優秀な女性と思われます。

本当にトロくてどうしようもない人なら、きっと難関H大学の入学試験に受かることも無かったでしょう。答えを書き終わる前に試験が終了するから💦

また菱沼さんはうんと年下の男子高校生から愛を告白されたこともあり、とても魅力的な女性であることが分かります。ただ、特異体質(笑)

 

ハートを持つ人

 

氷水に指をつけると最初は指の温度が下がるが、ある地点から盛り返す…という実験はよっしーも大学時代にやったことがあります。なんと菱沼さんの体温はずっと下がり続けましたwww変温動物か!

菱沼さんは盲腸の手術を受けるときに照明の反射板に自分の腸が写っているのを冷静に見ていて、「若い医師が腸をいい加減に詰めた」と根に持つというエピソードがあります。

そのことを知った菅原教授は「年頃の女性が自分の腸なんか見ていて良いのだろうか」と嘆くのですが…みなさんは自分の腸、見たことありますか?

チョビ効果でシベリアンハスキーが大人気に!

『動物のお医者さん』のチョビ効果でシベリアンハスキー犬が大人気になりましたが、テレビドラマには「獣医師になるには大変な努力が要ります」とともに「ハスキー犬は飼うのが難しい犬種です」という旨のテロップがありました💦

ハスキー犬ブームが起こり、十分な知識のないまま安易にハスキー犬を飼う人が増加した結果、育てきれずに捨ててしまったり、家出をする犬が続出して大きな問題になったそうです。

テレビドラマの撮影に使われているチョビ役のハスキー犬はまだ幼い犬であり、本当はもっと大きくなるようですね。

ちなみに…ハムテルくんの家では猫のミケとニワトリのヒヨちゃんとスナネズミの集団も一緒に暮らしています。

 

 

小学校にニワトリがいるのでよく分かりますが、オスのニワトリはめちゃくちゃ鳴きます。はっきりいってうるさいです!!ニワトリの見た目そのものは可愛いんですけど💦

山奥の一軒家ならともかく、そこらへんの家でニワトリを飼っていると近所から騒音で苦情が来たりするらしいので実際には気を付けないといけませんよね。

またスナネズミは恐ろしい勢いで増えるはずです。よっしーはハムスターを複数飼いしたことがありますけど、1匹1匹ケージを分けて飼育していました。そうじゃないと大変なことになるから。

漫画やドラマに出てくることと現実は異なるとはいえ、あまりにリアルな作品なのでこれから飼ってみたいと言う方はいろいろ気を付けたほうがいいですね。

 

漆原教授には実在のモデルが存在した!!

アフリカが大好きで事あるごとにアフリカのお面をかぶったり、吹き矢式の麻酔を考案してはそれを使ってみたく動物たちのケージの前をウロウロしてみたりと、かなりの変わり者に見える漆原教授。

いかにもマンガチックな漆原教授に実はモデルとなる実在の人物が存在することをご存知でしたか!?

その方は北海道大学名誉教授の橋本信夫先生という方で、獣医学博士です。橋本先生はかつて、アフリカのザンビア共和国のザンビア大学に獣医学部を作る活動をなさったそうです。

 

 

橋本先生はアフリカの民芸品の収集がお好きで、収集なさったお面を札幌芸術の森美術館に寄贈するなどなさっているそう。うわー、本当に漆原教授だ!

漆原教授と菅原教授の恩師である「ユリちゃん」こと鬼丸百合子先生によく似た生化学の先生も、よっしーの学生時代にいらっしゃいましたねぇ。

大学の教授ってわりとユニークな先生が多いような気がします♪そういえば菅原教授の馬好きも相当なものですよね。

二階堂くん、ネズミ嫌いなのに大丈夫?

 

ハムテルくんの友達の二階堂くんはネズミが超超超大嫌いで、大学のテキストのネズミの写真にすら「私はリス しっぽをそられたの」と書き込んで自分自身を騙すほどです。

でもそこまでネズミがニガテな二階堂くんは、将来獣医としてやっていけるのでしょうか??ハムテルくんと組むとはいっても…

よっしーは大学時代にゴールデンハムスターを初めて飼ったのですが、飼い始めてから1週間ほどで風邪を引いてしまったようでクシャミをしていたので獣医さんに連れていきました。

すると彼は暴れて机から落ち、獣医さんから「この子気が強いみたいだから気を付けてくださいね~💦」と言われました。結局この子はそれ以降、よく懐いて穏やかなハムスターになりましたけど。

二階堂くんの他に辻さんというネズミアレルギーの女性がいましたが、彼女も大丈夫なのかなぁ…獣医と言っても、直接患畜たちを診なければ平気??

 

『動物のお医者さん』原作とドラマの違いは?

『動物のお医者さん』は2003年4月17日から6月26日までテレビ朝日系列の木曜21時から放送されました。よっしーもリアルタイムで観ていました♡

ナレーションは『ちびまる子ちゃん』でも有名なキートン山田さんで、主役のハムテルは吉沢悠さんが演じました。

テレビドラマは全11話で、最終回は獣医学部の運動会のエピソードです。ボリュームが少ないので、使われた原作のエピソードの数もそれほど多くはなかったです。

原作ではハムテルは祖母から「キミテル」と呼び捨てにされていましたがドラマでは「キミテルさん」とさん付けで呼ばれていました。

 

 

また有名な漆原教授のあのセリフ「このカシオミニを賭けてもいい!」も賭けるものがカシオミニではなく電子辞書になっていたり、携帯電話を使うシーンが見られるなど時代背景を考慮したものになっています。

ちなみに『動物のお医者さん』のH大学獣医学部のモデルは北海道大学ですが、テレビドラマの撮影は北海道大学ではなく埼玉県の城西大学で行われたそうですよ。

1987年の連載開始から30年以上経過しても今なお幅広い世代から愛される名作『動物のお医者さん』久し振りに読み返してみませんか?

 

にゃご
にゃご

30年以上前の漫画なのか…でもちっとも古いと感じないな。

よっしー
よっしー

面白いのでまた読み返してみるわ♪